甘いものの魔力
痩せたいのにやめられない! 食べ始めたら止まらない!
分かっちゃいるけどやめられない!
これが「甘いもの」
ケーキ、チョコレート、アイスクリーム・・・
世界一、甘いものが止められない国は「アメリカ」
何度か訪れましたが、朝からケーキは当たり前。
アイスクリームの普通サイズは「超・Bigサイズ」
「さすが、肥満大国!」と思いました。
どうしてアメリカ人は甘いものが止められないのか?
答えは簡単!肉が多いからです。
肉だけではありません。魚も卵も塩分も・・・
陽性な食べ物が多いから、体が陰陽バランスを取ろうとして陰性な甘いもの(ケーキ、清涼飲料水、アイスクリーム)を要求するのです。
甘い物を減らすには「陽性」な食べものを減らす
甘い物を食べていると塩辛い物が欲しくなり、塩辛い物を食べていると甘い物が欲しくなります。
甘い物は「陰性」塩辛い物は「陽性」だから、カラダが陰陽バランスを取ろうとする反応です。
つまり、甘いものが止められない人は、反対側の動物性を減らすことがポイントです。
日本人の場合、特に注意が必要な陽性が強い食べ物があります。
それは「干物(ひもの)」です。
🐡🐡🐡
- 理由① もともと陽性な魚に…
- 理由② 陽性な塩をふって…
- 理由③ 陽性なお日さまの光を当て…
- 理由④ 水分という陰性を抜き…
- 理由⑤ さらに食べる時、陽性なしょう油をかけ…
- 理由⑥ 陽性な火で焼いて食べる
こんな超・超・超・陽性な食べ物は珍しい。
だから干物は陰性なお酒に合うんです。これも陰陽バランスですね。
甘い物はさらに甘い物をひきつける
砂糖がたっぷり入った甘い物は食べ出すとやめられません。
これには理由があります。
砂糖は血糖値をいっきに急上昇させるからです。するとどうなるかというと、「脳」が気付くんです。
血糖値が異常に上昇しているぞ!
すい臓!何とかしてくれ!
分かりました!すぐにインシュリンを
分泌して血糖値を下げます!
おーい!血糖値が下がりすぎているぞ!
ごめんなさい。血糖値が急に上がったのでインシュリン出しすぎてしまいました!すぐに血糖値を上げます!
おいおい!今度は血糖値が上がりすぎているぞ!しっかりしてくれ!
すみません!私の手には負えません!
仕方がない!甘い物食べて血糖値を上げよう!
こんな感じで、甘い物を要求するのです。
対策は「血糖値がゆっくり上昇する」ものを食べることです。
炭水化物(でんぷん)はゆっくり糖に分解されるので血糖値がジェットコースターのように乱高下しません。
「おにぎり」や「焼き芋、カボチャ」など穀物・野菜由来の自然の甘味にするといいですね。
「(穀物)水あめ」や「甘酒」「ドライフルール」「スイートコーン」などの甘味料を使うのもおススメです。
2つ目の理由は、(白)砂糖が「精白食品」ということです。
白米や精白小麦も同じですが、精白によって例えば「皮」に本来含まれていた栄養素が取り除かれると
摂取した栄養素がうまくエネルギーに変化されないため、カラダが「栄養不足」と勘違い。
脳が「もっと食べなさい!」という命令を出すので止められないのです。
だから砂糖も米も小麦も、食べ過ぎを避けるためには「一物全体」で食べることです。
米なら「玄米」、小麦なら「全粒小麦」、甘未なら「黒砂糖」「玄米甘酒」「玄米水あめ」というように。
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