女性特有の病気や不調のための食事法

女性特有

女性に多い病気・不調

今回は「女性に多い病気・不調」解決策について、食べ物からアプローチをしたいと思います。

女性に多い病気・不調には、いろいろな種類があります。たとえば……

  • 月経(生理)トラブル
     例:生理痛、生理時の過剰出血、生理周期の乱れなど
  • 子宮、卵巣トラブル
     子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮脱、子宮内膜症など
  • 更年期障害
  • 乳がん、子宮がん
フード博士
フード博士

これらのトラブルは、食べ物との関連が深いです。

女性の病気と食べ物の関係

月経(生理)トラブル


生理痛
 痛みは炎症反応の1つです。炎症が起こるのは、炎症が起こっている場所で血液の汚れがたまっているからです。それを燃やして消去しようとする反応です。

だから『炎』という字が使われていますね。ですから、血液を汚す食べ物の食べ過ぎなどが原因となっている場合が多いです。
 
例えば、肉などの動物性食品や甘い物など陰陽両方の過剰摂取
【食事対策】
標準的なマクロビオティック食穀物菜食中心の食事を心がける)

生理時の過剰出血
 生理痛と同様に、極陽&極陰な食べ物の過剰が考えられます。

肉などの陽性が多いと血液に粘りをもたらし、出血が長引きます。甘い物やアルコールなど陰性が多いと血液が薄くなり、だらだらと出血が続きます

極端な陰陽バランスではなく、中庸を意識したバランスの良い食事を心がけましょう。やはり、マクロビオティック標準食がおすすめです。

不規則な生理周期
 陰陽バランスがとれた理想的な生理周期は、月の満ち欠けと同じ約28日周期です。

生理は月の満ち欠けの影響を受けています。生理を「月経」とか「月のもの」と呼ぶのも、月との関係を示しています。

新月の頃(陽性)に排卵し満月の頃(陰性)に生理を迎えるのが女性の本来のリズムです。生理周期が不規則なのは、食事の陰陽のバランスが悪いことが考えられます。

月の満ち欠けを意識した生活を送ることが大切ですので、月の暦(太陰暦)を使うのもいいかもしれません。

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健康の基本は食べ物です。食べ物に関する正しい知識を持つことは、とても大切だと思います。食に関する様々な情報、東洋医学の陰陽五行に基づいた情報など、生活にすぐに役立てる食の情報をアップしていく予定です。ぜひ、チャンネル登録をお願いします。

子宮・卵巣のトラブル

子宮筋腫、卵巣嚢腫
子宮、卵巣内に脂肪や粘液がかたまりをつくっている状態です。

ジュースを含む果物やバターなどの油脂動物性食品のとりすぎが考えられます。特に乳製品には注意してください。きれいな血液にするため、標準的な穀物菜食を心がけましょう。

子宮脱
子宮がゆるんで一部が膣内に下がっている状態です。

「ゆるみ」ですから陰性が原因です。甘い物や果物、アルコールなどに注意しましょう。この場合も、標準的な穀物菜食が対策法となります。

子宮内膜症
生理のある女性の約10%にみられる症状です。
子宮内膜に似た組織が別の場所(卵巣、卵管など)にできるものです。

ホルモンの働きで増殖するものですが、生理のように出血によって体外に排出できないため、「生理痛がひどい」「生理以外の時の腹痛や腰痛」などの炎症がおきます。

 環境ホルモンなど擬エストロゲン作用(女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用)を表す化学物質や家畜に使用される女性ホルモンが疑われていますので乳製品の過剰に注意しましょう。

更年期障害

  • 更年期障害
    加齢によるホルモンバランスの乱れから起こる様々な症状で、加齢にともないエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンの分泌が減ることが原因です。

    東洋医学の「五行論」では、ホルモンは腎臓と関連がありますので、腎臓を養うことがポイントになります。

    腎臓はカラダの下の方にある陽性な臓器ですので、陰性な水分をひきつけ尿を作る役割をもっています。つまり、腎臓は陰性の影響を受けやすいため、特にカラダを冷やす食べ物には要注意です。
     
     更年期障害の症状として「ホットフラッシュ(ほてり)」がありますが、カラダの冷えが原因です。

    お風呂の水と同じように、下半身が冷えると顔に「のぼせ」がおき、「ホットフラッシュ(ほてり)」となっている場合があります。足をさわるとひんやりしていませんか? いわゆる「冷えのぼせ」状態ですね。

     顔がほてるからといって冷たいものを取りすぎると、ますます悪化します。アイスクリームや冷たいジュース、冷えたビールなどの食べ過ぎ、飲みすぎに注意しましょう。

ホルモンと腎臓と小豆

腎臓の食薬は豆、特に「小豆」がいいです。腎臓って豆の形によく似てます。

臓器の形に似ているものを食べると、その臓器にエネルギーを与えます。中医学の「類似の法則」です。

 小豆はビタミンB1、カリウム、食物繊維が豊富で、むくみ予防や便秘改善になり腎臓・腸にも効果的です。

小豆ごはんや小豆かぼちゃが女性の方にはおススメです。腎臓は成長・発育・ホルモンに関連が深いので、昔から成長のお祝いには「お赤飯」を食べました。

乳がん

世界で乳がんが多い国の代表が「アメリカ」です。世界的に乳がんは増加傾向にありますが、日本も例外ではありません。

 アメリカも日本も原因は食生活にあります。肉食による動物性たんぱく質・脂肪の過剰と砂糖のとりすぎです。

がんはポリープなど陽性な固まりを作りながら、転移して広がります(陰性)。がんが厄介なのは転移することです。

乳がんの原因はさまざまですが、1つに過剰なエストロゲン被ばくが増加の理由だといわれています。

とくに環境ホルモンなどエストロゲンに似た作用をもつ化学物質は、脂肪にたまりやすく乳房は脂肪のかたまりなので注意が必要です。

 食べ物に関していえば、肉や乳製品などの「脂肪」を控えることが乳がん予防として大切です。 

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総合情報サイト「コレダ!」がお届けするグルメにおける食品全般の総合情報サイトです。
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